やっぱり微差が大差を生んでいくんだと思った話

ハッピー・メンタルコーチのたきざわです。

No Smile,No Happiness!!

☆輝く未来ビト☆ No.2608
【やっぱり微差が大差を生んでいくんだと思った話】

「日本を美しくする会」相談役の鍵山秀三郎さんは、

現代の日本の現状に「暗澹(あんたん)たる想いに苛まれ」ているそうです。

とても共感することが多々あるお話でした。

あなたはどう思い、なにを感じるでしょうか?

残念ながら、日本という国がいま、心情の上で着実に毀損(きそん)、衰微しつつあることを私は痛感しています。

たとえば、いじめの統計数字は毎年一年遅れで発表されていますが、いくら数字を分析したところで、いじめは減るどころか増える一方であり、しかも陰湿化し続けています。

いじめに限らず、他者への配慮、特に弱い立場の人への思いやりに欠ける行為が増え続けていることは、統計の数値には表れませんが、いまの世相を見れば明らかです。

私は、先般体調を崩して以来、自分で車を運転することを控え、タクシーやバスを利用することが多くなりました。

タクシーの運転手さんと話をしていて感じるのは、些細なことに過剰とも言える文句をつけてくる悪質な乗客が増え、過大なストレスを抱えておられる方が多いということです。

目的地に着く直前に料金が加算されたことに激高する乗客もおり、どうにも収まりがつかないため、やむなく運転手さんが自分で費用を負担することさえあるとのことでした。

私も先日バスに乗っていた時、乗車してきた老人が、時間通りに来なかったと言って、ステッキを振り上げ、ものすごい剣幕で運転手さんを怒鳴りつけるのを目の当たりにしました。

運転手さんに限りません。いまは飲食店でも、老人ホームでも、利用者のあまりにも無法な振る舞いに耐えられなくなり、貴重な社員が次々と辞めていってしまうといいます。

些細なことにも不満を抱き、文句を言って人を困らせ、相手をとことん叩いて自分の憂さを晴らそうとする。そういうわがままで、意思の抑制を失った人がいまの日本では増え続けているのです。自由・権利という言葉だけが増幅する一方です。

一つひとつの出来事は、社会全体から見れば刑法に触れるようなことではなく、小さな取るに足らないことのように見えるかもしれませんが、当事者にとっては大変な問題です。

そうした小さな問題が積み重なっていまの社会全体が行き詰まった風潮になっているのです。

これは実に恐ろしいことであり、このままいくと日本の将来はどうなってしまうのか、と思うと、私は暗澹(あんたん)たる想いに苛まれます。

こうした悪しき風潮を改め、日本人が明るく、イキイキと生きていくには、各界のリーダーが弱者に対する配慮を欠かず、自分の持ち場でしっかりと責任を果たし、人々の期待に応えていく以外にないと私は思います。

リーダーが-立派な姿勢を示していくことによって、人々の心もよい方向に導かれていくと思うのです。

日本人が本来の美質を取り戻し、そして一人ひとりの誠実な働きが十分生かされる社会になることを、私は願ってやみません。

(月刊致知10月号 巻頭の言葉より)

先日、2018年のサッカー・ロシア・ワールドカップへの出場を決めた日本代表。

現監督のハリルホジッチさんは、相手チームを徹底的に分析して長所を消して、勝利を得るため、とても緻密な戦術を使いこなすことで知られています。先のオーストラリア戦では、それが見事にハマリ、勝利を得る一因となりました。

過去に2度、日本代表の監督を務め、FC今治を率いる岡田武史さんは、「勝負の神は細部に宿る」とおっしゃっています。

サッカーの試合中でのちょっとした体の向きや相手との数センチレベルでの距離感や自分自身のポジショニングなどなど、ほんとうに小さな差、数センチレベルの差が、トップレベルの勝敗を分けます。

サッカーのピッチの広さは、およそ、縦110メートル 横60メートルです。普通にみたら、すごく広く感じます。

けれど、その中でも数センチ単位の差、本の少しの体の向き、数センチ単位でのボールを止める場所や位置、、、こういったものの差が積み重なり、勝敗の行方を左右してしまう。だから、細かなところにも徹底的にこだわれ!!という岡田さんの教えです。

同じように、「ハインリッヒの法則」というものがあります。

この法則は、労働災害における経験則の1つで、

1つの重大事故の背景には、

29の軽微な事故があり、

その背景には300の異常が存在する

という法則。

つまり、この法則で、「いかに小さなことが大切か」ということが証明されているのです。

鍵山さんがおっしゃられるように、相手への配慮や感謝の気持ちを欠いた姿勢って、本当に多いなと、僕自身も感じます。自分の主張はするけれど、相手を慮ることはしない。あるいは、相手の立場で物事を見れない。

「顧客第一主義」というものがありますが、なんでも顧客の言う通りにする、という間違った解釈を生みだしたとも思います。ユーザー側は横柄になり、提供側は顧客を失いたくないから、こびへつらってしまう。本来、商売は、お互いにWin-Winであり、ヨコの関係があるからこそ、成り立つと僕は思います。

だからこそ、些細なことを、一人ひとりが行えば、やがて日本全体が良くなっていく、とも言える。

コンビニでウォシュレットを使わせてもらったら、トイレットペーパーは、三角折りして出てくる。全員がそれをやったら、もし、外国人が日本へやってきたとき、どこのトイレに入っても、三角折りのトイレ・・・。 想像するだけで、素晴らしくないですか?

東京オリンピックが刻一刻と迫っています。世界中の人が集うオリンピックというチャンスで、「日本とはどんな国なのか?」「日本人とはどんな国民性なのか?」を多くの方々に知っていただく最高のチャンスです。

それにより日本という国そのものに素晴らしい魅力を感じて頂ければ、オリンピック以降もきっと、海外の方々から様々な注目を集める国になれると思います。

「オリンピック」を一時的な経済効果を生むイベントにするのではなく、その後にも続く「きっかけ」にして、世界の見本となる国になっていければ素晴らしいのではないかと思います。

だから、まずは自分自身が、そのような振る舞い・姿勢・態度でいれるよう、日々努力をしていきます。

-*-*-今日の輝く言霊-*-*-

リーダーが-立派な姿勢を示していくことによって、

人々の心もよい方向に導かれていくと思うのです。

日本人が本来の美質を取り戻し、

そして一人ひとりの誠実な働きが

十分生かされる社会になることを、

私は願ってやみません。

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