「怒りをコントロール」することは無駄だ

ハッピー・メンタルコーチのたきざわです。

No Smile,No Happiness!!

☆輝く未来ビト☆ No.2637
【「怒りをコントロール」することは無駄だ】

現在、本屋さんの、ビジネス系や自己啓発系のコーナーに立ち寄ると、

「○○の方法」などを始めとする、ノウハウが詰まったものはもちろん、

それと同じぐらいのボリュームで、

「自分を変える」 とか、

「生き方」とか、

「ポジティブ」とか、

「モチベーション」とか、

哲学的であり、あり方などに関する書籍も目立ちます。

また、心理学から派生した、実践で活用できるメンタル系の書籍も、

・アンガーマネジメント

・マインドフルネス

・ポジティブ心理学

・行動心理学

など、様々な流派が登場し、まるで、一発やの芸人のような様相にもなっています。

一方で、「七つの習慣」を始め、カーネギーなども、

本屋さんのコーナーには長らく居座り続けています。

長く置き続けられるということは、それほど、王道 ということなのだと思うし、

なんだかんだと他も見るけど、最終的に戻ってくるところは王道なんだ、

ということなんだろうと思います。

で、個人的にこれから先、「王道」の仲間入りしてほしいのは、アドラー心理学です。

アドラー心理学は、「個人心理学」とも言われ、

私たち一人ひとりにとって身近で実践したい心理学。

『自己啓発の元祖』 とも言われるアドラー心理学の影響は、

今現在、「王道」と言われるものにも大きな影響を与えているので。

で、様々な書籍が出版されていますが、その中でも、

小倉広さん著書の「アドラー100の言葉」シリーズは、とっかかり易いかなと思います。

今日は、そのシリーズの最新刊

『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より、

1/100の言葉をご紹介しましょう。

怒りなどの感情を

コントロールしようとするのは

無駄である。

感情は「排泄物」なのだ。

「排泄物」を操作しても

なにも変わらないだろう。

by アルフレッド・アドラー

私たちは日々、

怒りや悲しみなどの「感情」に支配されているように感じています。

そのため、「怒りをコントロールする方法」などの書籍が注目を集めています。

しかし、アドラーは 「感情をコントロールすること」を否定しています。

アドラーによれば、感情は、

“ライフスタイル”
(=性格のような意味合い)

による「排泄物」 でしかありません。

その排泄物を操作しても結果は何も変わらない。

『ライフスタイルを変えることで、 おのずと感情も変わる』

と言ったのです。

ライフスタイルとは、

ものごとの捉え方・認知 の中核を為す基本的信念。

私たちは、

・相手の言動 や

・世の中のできごと

という刺激(Stimulus)に

ダイレクトに反応(Response)する

のではありません。

その間に、その人なりの捉え方、

すなわち認知(Cognition) があるのです。

たとえば、廊下を歩いていた異性が「クスッ」と笑ったのを見て、

「バカにされた」と認知し「怒り」という感情を感じる人もいれば、

「自分を好きに違いない」と認知し「喜び」という感情を感じる人もいる。

その際に「怒り」という「感情」を操作することはできません。

そうではなく、その「感情」を生み出した「認知」を修正する のです。

「バカにされた」という認知の根底には

「自分は人に好かれるはずがない」 という自己否定的なライフスタイルが

隠されていることでしょう。

そして、それこそが正すべき“対象”です。

「怒り」そのものを操作しても意味がないのです。

たとえば、「アンガーマネジメント」は、

知識と技術を組み合わせた「スキル」として、

企業でも研修に取り入れられている、と言います。

では、たとえば、どんなスキルか。

・呪文を3回唱える

・怒りの境界線を意識する

・怒りの強度を測る

などの方法。

つまり、イライラや怒りを爆発させる前に、一旦立ち止まる習慣を身につけること。

もちろん、このやり方も効果があると思います。

ただし、アドラー的な考え方からすると、

「その感情を生みだした認知を変えなければ、そのスキルは無駄だ」

ということになります。

根本的な解決をしなければ、また同じ感情を生み出すことになる。

似たような場面(出来事)を繰り返す度に、同じように「一旦立ち止まるスキル」を発動する。

ポジティブに考えれば、スキルが習慣として身につけば、

「おっ!また来たぞ!」とスキルを発動させられる。

ネガティブに考えると、同じ感情を繰り返す度に、

「またかよ。同じこと、オレ、繰り返してるな。学ばない奴だな」

と自分自身を責めることになる。

こうした「怒りのコントロール」だけではなく、

なにか仕事で問題が起こった時、

表面的な部分にフォーカスし、解決することも必要だけど、

根本の問題を解決しない限り、

同じ問題を繰り返し起こることになる。

じゃあ、「怒りを起こした認知(捉え方・考え方)」に気づくには?

怒りを感じたら、こう自分自身に問いかけてみる。

1.怒りの感情を認める。

2.本当はどうならよかったか、を考える。

3.どうしてそう思うか、その理由を考える。

4.自分にとって大切にしたいことってなんだろう(価値観や信念)

よかったらやってみてほしい。

ただし、ここに書かれていることが完璧ではないし、アドラー心理学のほんの一部なので、

アドラー心理学について、ここに書かれた内容のみで判断はしないでください。

アドラー心理学について、これがわかりやすくて参考になると思います。

*ベストセラー『嫌われる勇気』の岸見一郎さんが解説しています。

NHKの「100分で名著」(4回シリーズ)

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-*-*-今日の輝く言霊-*-*-

その「感情」を生み出した

「認知」を修正する

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