コヴィー博士が“お金を出しても得られない教え”を授けてくれた話

ハッピー・メンタルコーチのたきざわです。

No Smile,No Happiness!!

☆輝く未来ビト☆ No.2304

【コヴィー博士がお金を出しても得られない教えを授けてくれた話】

もし、あなたが、突然、これから「転職しよう!!」と思い立ち、

これまで一度も経験したことのない職種や職業を選択したとします。

そんな場面を想像すると、今までに一度だって経験がないので、不安がありますよね。

たぶん多くの人は・・・。「ほんとに、転職できるのだろうか?」と。

一方で、転職活動をして、

「本当に自分が心底やりたい!と感じる仕事」 だと思える、

心も身体も震えるような、そんな職業に出会えたとします。

まったく経験がないけれど。

さて、そんなシチュエーションのとき、

もしあなたなら、どんな選択をするでしょうか?

欧米などと比較して、日本では、「経験」や「実績」がとても重要視されます。

「履歴書」「職務経歴書」なども、それらの文化を象徴するものの一つかもしれません。

そして、自分よりも年上の方々が ご自身の「経験」したことのお話をされることも良く見受けられます。

「私が、お前と同じ年齢の時は・・・」

「○○の経験があるけれど、、、、」

もちろん、その「経験」を否定する気はもうとうありません。

「経験値」が物事の判断や選択をスムーズにすることも多々あるからです。

ただし、日本ではこの「経験」がものをいう風潮が強いために、

能力ある、才能ある、リーダーシップのある若者が埋もれてしまうことも多々あります。

たとえば、サッカーというスポーツ。

どんどんと才能を持った若い選手が台頭してきており、若い選手がチームの中心になっているクラブもあります。若い選手たちにチャンスが与えられることも多い。

ところが・・・同じサッカーという競技でも、「監督」という職業は、20代や30代のプロクラブを率いる監督は日本にいません。

サッカー先進国のドイツやヨーロッパでは若手の才能ある監督も続々と誕生し、選手として一流でなかったけれど、監督として才能を発揮している人を積極的に登用するクラブも多いのです。

今回のお話は、極端に、激しく表現するならば、

『経験なんて、なんの役にも立たないんだ!』

という、フランクリン・コヴィー博士の

お金を払っても聴けないような教えの詰まったお話です。

コヴィー博士が“お金を出しても得られない教え”を授けてくれた話

2007年のことだった。

スティーブン・M・R・コヴィー(※)から、思いがけなく電話をもらった。

「私に会いたい」という。

早速、コヴィーの会議室に出向くと、私が最近、講演会で話しているのを聞いたそうで、

彼の「スピード・オブ・トラスト」のトレーニング講師として働かないか、

という仕事の打診だった。

私はあまりに突然の話に仰天した。

驚きから立ち直ってから、

「とても光栄なお話ですが、ありがたいお申し出を検討するには

自分はまだ若すぎるし、経験がなさすぎると思います。」

と答えた。

それに、

「私より年上の人たちがどう思うでしょうか」と。

すると、コヴィーは、

私の教育と経験に関する考えを根底から変えてしまうような、

お金を出したって得られない教えを授けてくれた

「リッチー、経験というものは、過大評価されているよ。

自分は20年の経験があると言う人がいるけれど、

実はその人たちはわずか1年の経験を20回繰り返してきただけだ」

 ― 経験は過大評価されている

この言葉には度肝を抜かれたが、私にチャンスという窓をたくさん開いてもくれた。

その瞬間、自分の年齢や経験不足を欠点だと考える「思い込みの呪縛」から解放された気がした。

自分にとって本当に重要なことなら、

そして自分が絶対に成功させると心に決めたのなら、

必要なことは行動しながら学べるはずだ、と。

このときほど、勇気がわいたことはない。

コヴィー博士が「“経験”は過大評価されている」と言った理由とは?

とはいえ、コヴィーは経験は重要じゃない、と言っているわけではない

『スピード・オブ・トラスト』で詳しく述べられているので引用しよう。

個人のレベルでの問題点は、

継続的な向上に努めない人が多いことだ。

そういう人の大半は、会社に所属する社員だ。

―― 勤続年数はおそらく10年か15年くらい。

だが、彼らは15年間の経験を積んだのではなく、実は

たった1年の経験を

15回繰り返したに過ぎない

だから、彼らの信用が拡大することも、飛躍のチャンスが与えられることもない。

「経験」に価値を持たせるのは、

学ぼうとする意欲と、改善点を常に探そうとする姿勢だ。

コヴィーによると、自分を時間で縛り、義務のように一心不乱に働いても、ホンモノの経験は得られない、という。

それは成功に向かう道の途中で、絶えず学習と向上に(本気で)努めることで得られるのだ、という。

義務教育でも、生涯学習のようなものでも、教育と経験は重要だと私は心底思っている。

しかし、自分で経験や教育を十分に身に付けられたと思うまで、「本物」の人生の仕事に取り組むのを待つのは愚かだ。

どれほど学んだところで、

人生の途中で出現する予想外の出来事のすべてを未然に防ぐなど、ムリな話なのだから。

情熱あふれる夢追い人や革新的思考を持つ人が、十分な経験を積むまで行動を我慢している間に、

ひょっとすると人生を一変させるかもしれないほどの独創的な目標が喉に詰まり、とうとう窒息してしまうなんて、想像するだけでも悲しい。

教育と経験が、何かを始めるときの大きな障害になると考えなくていい。

重大な何かを成し遂げる人など、世の中にほとんどいなくなる。

常に学び、経験を積む努力をすべきだ、というのは間違いない。

だが同時に、自分の心を捉えて放さないプロジェクトをスタートさせよう。

(『「バカ?」と言われて大正解: 非常識なアイデアを実現する』リッチー・ノートン&ナタリー・ノートン著』 より)

「経験」って大切だなと思うし、「学ぶこと」も「行動すること」も

僕はどれも大切だなと思うんです。

ただ、「経験」を、どう活かすか? も大切だし、

そもそも、その「経験の中身」が大切だなとも思います。

「○○○ができる」というスキル面の経験よりも、

考え方とかあり方とか、思考習慣とか情熱とか、、、そういう「経験」が。

トヨタの「カイゼン」って、まさに思考習慣というか、そういう部分が本質にあると思う。

狙いや目標 ⇒ 実行 ⇒ 経験 ⇒ 学習 ⇒ 改善点抽出 ⇒ 実行 ・・・

みたいな感じ。

で、ここには「失敗」ってないんですね。

失敗って、「失敗と捉えた時点で失敗」になるから。

-*-*-今日の輝く言霊-*-*-

義務教育でも、生涯学習のようなものでも、

『教育と経験は重要だ』

と私は心底思っている。

しかし、自分で経験や教育を

十分に身に付けられたと思うまで、

「本物」の人生の仕事に

取り組むのを待つのは愚かだ。

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