西郷隆盛さんが、なぜあれほど堂々としていたのかが分かった話

ハッピー・メンタルコーチのたきざわです。

No Smile,No Happiness!!

☆輝く未来ビト☆ No.2313

【西郷隆盛さんが、なぜあれほど堂々としていたのかが分かった話】

毎週日曜日20:00～放送されている、2018年の大河ドラマ。

ドラマの主役は、明治維新でも活躍した西郷隆盛さん。

その西郷さんがある時、こうおっしゃった、というのです。

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“正しく生きる”

ということを決意したなら、

世の中の人がすべて自分をけなそうと、

そのことで　“自分はダメな人間だ･･･・”などと、

落ち込んだりしてはいけないね。

その逆に、

世の中の人がすべて自分をほめても、

“自分は、すばらしい人間だ･･･・”などと、

舞い上がってもいけないよ。

なぜ私が、そんな冷静な対応ができるのか、

みんなはきっと疑問に思うだろうね。

それはたぶん、、、、

私が心の中に、

“自己肯定感”　をしっかりと

持っているから、だと思うよ。

どうすれば、自分の心の中に、

そういう自己肯定感を確立することができるのか？

そのための方法は、唐の韓愈（かんゆ）が書いた、

『伯夷の頌（はくいのしょう）』という文章を

繰り返し読むことだね。

そうすると、いつかきっと君たちも、自分の心の中に、

自己肯定感を確立することができると思うよ。

“正しく生きる”　ということを貫こうとすれば、

当然のことだけれども、困窮してしまったり、

災難にあったりするものだよ。

だから、どんなに苦しく辛い場面に直面しても、

そんなことで動揺しないことだね。

そんな事態になったら、たぶん普通の人は、

“このことは成功するのであろうか、失敗するのであろうか”　とか、

“私の命は助かるのだろうか、助からないのだろうか”　とか

そんなことばかり考えて、うろたえてしまうだろうね。

かれど、そんなたぐいの　“結果”　というのは、

ある意味、“どっちでもいいこと”　なんだよ。

大切なのは、そういう出来事に対して、

“自分が正しく生きるということを、貫くことができたかどうか”

というところにあるからさ。

まわりを見渡してごらん。

なんでも上手にやっている人もいれば、下手な人もいるだろう。

一つひとつのものごとに、それぞれ上手な人もいれば、下手な人もいる････。

だから、そういうまわりの人の様子を見て、

“それに比べて自分は･･･・”　と、

動揺してしまうこともあると思うよ。

けれども、　“生きる”というのは、そういう

“技術”のようなものとは、全然違うんだよ。

もともと人というのは、

すべて、“正しく生きる”ように

つくられているものなんでね･･･・。

だから、“正しく生きる”ことには、

上手もなければ下手もないし、まして、

難しくてできない･･･・ということもない。

だからひたすら、

“正しく生きる”　ことに努め、

そのことを楽しめればいいのさ。

もちろん、そういう生き方をしていると、

辛く苦しい出来事にも出会うと思うよ。

そして、“とにかくこの出来事を乗り越えなければ･･･・”

となって、ふと、

“ずるいことをしてでも････”などと

考えてしまうかもしれない。

けれど、そんな時こそ、

ますます、“正しく生きる”　ことに励むべきなんだよ。

辛く苦しい出来事を　“正しく生きる”ことによって乗り越え、

そういう苦難を楽しむ･･･・というぐらいでなくてはいけないね。

みんなも知っているように、私は壮年の頃から、

普通の人が体験しないような、ありとあらゆる、

･･･・といっていいほどの、辛く苦しい体験を重ねてきていてね･･･・。

だから、今はもう、どんな出来事に出会っても動揺したりはしない。

まぁ、、、、そのことだけは、我ながら幸せなことだと思っているよ。