「自分の人生を描く画家である」とアドラーは言った

ハッピー・メンタルコーチのたきざわです。

No Smile,No Happiness!!

☆輝く未来ビト☆ No.2638
【「自分の人生を描く画家である」とアドラーは言った】

『嫌われる勇気』(岸見一郎・著)で一躍、多くの人に知られるようになった、

心理学の三大巨匠の一人 アルフレッド・アドラー。

彼は「自己啓発の父」と呼ばれていますが、

その理由は、アドラー心理学の影響が至るところで見てとれるからです。

ビジネス書の定番、

『人を動かす』『道は開ける』(デール・カーネギー著)

『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)

これらに記された理論の多くにアドラー心理学ととても近い考え方が載っています。

また、コミュニケーションの技術として広く知られているコーチングやNLPの多くにも、

アドラー心理学の影響が数多くあります。

また一流の経営コンサルタントの一人・大前研一氏は

「週刊ダイヤモンド」(2008年11月8日号)の特集『使える心理学』のコラムの中で、

フロイトと対比されたアドラーの理論を

ポジティブ思考の側面から捉えて以下のようなコメントを残しています。

じつは私も典型的なアドラー派である。

どのくらいアドラー派かというと、

人生で『私にはできない』と思ったことはない

さらに、アドラー心理学は「人間性心理学の源流」とも呼ばれ、

影響を受けた心理学者も数知れません。

著名なところでは

アブラハム・マズロー

ヴィクトール・フランクル

カール・ロジャーズ

アルバート・エリス

アーロン・ベック

エリック・バーン

エーリッヒ・フロム

ウイリアム・グラッサー

などが挙げられます。

しかし、アドラーが「個人心理学」を創始した頃は、フロイトやユングが大勢であり、

「これは心理学という学問ではない!」など、多くの批判にもあいました。

そんな中でもアドラーは自らの信念を貫き、多大な功績を残し

のちに、「時代に一世紀先駆けている」 と言われるようになったのです。

以下『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より。

アドラーは言います。

「人生はシンプルだ」と。

ある時、アドラーの講演を聞いた聴衆が言ったのだそう。

「今日の話はみんな、あたりまえの話(コモンセンス)ではないか?」

アドラーは答えました。

「それで、当り前の話(コモンセンス)のどこがいけないのか?」

人生を複雑にしているのは、私たち自身なのです。

人生が困難なのではない。

あなたが人生を困難にしているのだ。

人生は、きわめてシンプルである。

「人生が辛く、苦しい」のではありません。

あなたが、自分の手でわざわざ「人生を辛く苦しいものにしている」のです。

アドラーは、それをこのように例えました。

「高さが5フィート(約1.5メートル)しかない戸口を通り抜ける方法には2つある。

一つはまっすぐ歩くことであり、

二つ目は背中を曲げること。

最初の方法を試せば、横木にぶつかるだけです」

つまり「人生が辛く、苦しい」と感じている人は、

低い戸口に対してまっすぐ進み、頭をぶつけているだけのこと。

事前に背中を曲げれば何も問題はないのです。

しかし、多くの人は

低い戸口が「原因」であり、自分は悪くない、と言います。

そうではありません。

腰を曲げない自分が悪いだけなのです。

では、どのように生きれば人生が辛く、苦しくなり、

どのように生きれば、人生がシンプルになるのか。

その答えを一行で言い表すことはさすがにできません。

お伝えできるのは、現在の人生を決めているのは

「運命」や「過去」のトラウマではなく、自分自身の考え方である、ということです。

だからこそ、私たちは、いつでも決意さえすれば、

自分の人生をシンプルにすることができるのです。

「人生を困難にしている」のをやめればいいのです。

人間は

自分の人生を描く画家である。

あなたをつくったのはあなた。

これからの人生を決めるのもあなた。

「運命」というと、あたかも

自分には、いかんともしがたいもののように思われます。

しかし、変えられないものは「宿命」であり、

「運命」の「運」という字は「運ぶ」「動かす」という意味です。

つまり「運命」は自分で「動かす」ことができるもの

そして、これまで自分で「動かしてきた結果」なのです。

私たちのこれまでの人生は、遺伝や生育環境、

生まれ育った地域や入社した会社など、

多くの事柄に影響されてきたことでしょう。

しかし、それを大きく上回る決定要因は

私たち自身が下してきた数百万、数千万回の様々な決断です。

その決断は誰かに強制されたものではなく、

自分が、自分の意思で、下してきたものです。

今の会社を選んだのも自分。

今の会社を辞めずに働き続けると決めたのも自分。

今の配偶者を選んだのも自分。

親の価値観を受け継いだとしているとしたら、受け継ぐと決めたのは自分。

嫌ならばいつでも拒否する力と権利を私たちは持っています。

嫌ならば会社を辞める権利。親の価値観にノーという権利。

それを私たちは持っているのです。

これまでの人生を作ったのは自分。

これからの人生を作るのも自分。

そう考えると、人生はなんと素晴らしいものか、と思えてきます。

「できないことはない。人はどんなことでもできる」

アドラーの力強い言葉です。

(『アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉』より)

あるところに、二人の男性がいました。

二人は幼馴染みで近所に住み、小さな頃から時間を共有し育ちました。

さらには、生きてきた境遇がとても似通っていました。

両親は小学生の頃に離婚し、母親に育てられました。

高校を卒業すると二人ともに社会に出て、働きはじめました。

時が経ち、やがて二人とも成人し、さらに10年が経ちました。

ある日、久々に二人で語り合う時間を持つことができました。

そこで二人の人生に対する考え方が真逆だ、ということがわかったのです。

一方は、こんな考えをしていました。

「俺のうちは、両親が分かれて、母親一人だった。

なんて俺は恵まれてないんだって思うよ。

お前もそうかもしれないけど、俺も両親のいる奴らが羨ましかったし、

本当は大学にも活きたかったけど、いけなかった。もし両親がいれば行けたかもしれない。

片親の奴はあまり幸せそうじゃないけど、俺も多分に漏れず、

こんな境遇じゃなきゃ、今ごろ、本当に進みたかった道に進めてたはずさ」

もう一方の男は、こう考えていました。

「俺は、片親でも両親がいたとしても、どっちも幸せだなって思う。

もちろん、経済的には、苦しいこともあったけど、

社会人になって自分で稼げるようになったからこそ、

これからはもっと自分がやりたいことにどんどんチャレンジしていきたいと思ってる。

今までがどうだろうが、これから先の人生でやりたいことなんていくらでもできるし、

人生なんて、いまここから、この瞬間から、どんな人生だろうがつくっていけると思う。」

一人は、自分の育った環境を理由に、「だから、これから先もきっと難しい」と考え、

一人は、自分の育った境遇もこれまでの人生で何があったにせよ、「望む人生はいまからいくらでも作りだせるし、実現できるんだ」と考えている。

二人の違いはなにか。

人生への、これまでの自分自身の選択への責任感への違いでもあり、

「自分で人生を創っているんだ」という信念や価値観でもある。

過去がどうだろうが、それによって未来が決まることはない。

未来は、いまここからいくらでも、望むように作れる。

もし「過去がこうだから、きっと未来もこうだ」という“望み”なら、そうなるし、

もし「自分の人生を将来こうしたいから、今からこうしよう!」という“望み”なら、

そのように創りだせる。

もし、過去によって未来がすべて規定されてしまうとしたならば、

これほどつまらない人生はない。

-*-*-今日の輝く言霊-*-*-

これまでの人生を作ったのは自分。

これからの人生を作るのも自分。

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今日もご覧頂き、ありがとうございました♪

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今日も、あなたのことを心から応援しています。
ヾ( ̄ー ̄ゞ)))(  ̄ー ̄)尸フレーフレー

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